「ナイアガラの滝渡り」

 


 アメリカに綱渡りの名人がいました。彼がナイアガラの滝の上にロープを張り、その上を渡るというので、テレビ局や新聞社の人々、そしてたくさんの見物人が詰めかけました。名人は苦もなく渡って見せたので、みんな彼を賞賛しました。
 「人をおぶって渡ることができると思いますか?」とその名人が尋ねると、みんなは口々にこたえました。「もちろんさ!」「あんたなら絶対できるよ!」すると名人は、目の前にいた人に言いました。「じゃああなた。私の背中に乗ってください」。するとその人はぶるぶる震えて言いました。「と、とんでもない!」「できると言ったでしょ?」「い、いや・・・」。名人は続けて別の人に声をかけましたが、だれも背負われてくれる人はいません。
 ところが一人の少年が「ぼくやる!」と元気良く手を挙げました。そして、名人はこの少年を背負い、見事にナイアガラの滝を渡り切ったのです。
 レポーターはさっそく少年にインタビューをしました。「ねぇ坊や、怖くなかったかい?」すると少年はにっこりしてこう答えました。「うん。だってあの人はぼくのお父さんだもの」
 神様が与えてくださる平安は、このようなものではないでしょうか。私たちが、神様に信頼を寄せるなら、神様は必ず答えてくださる方なのです。















みことば
 わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。
                              ヨハネの福音書14章27節
                   
                                    幸いな人より

 


 

 




 

 

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